📡『日記をつけて何になる?』(柏書房)の一部を全文公開します

2026.05.11月 こんばんは
kani_oya 2026.05.11
誰でも

このたび、『日記をつけて何になる?』(柏書房)が重版となりました。手に取ってくださった方、書店で並べてくださった方、ありがとうございます。

重版を記念して、本書の第一章「いま、『日記ブーム』らしい」と、第七章「『日記ブーム』を再考する」を全文公開することにしました。※版元である柏書房さんの許可も得ています。

この5〜6年のあいだ、「日記ブーム」という言葉が文芸まわりの話題によく上がるようになりました。書店の棚にも文学フリマの会場にも、SNSにも、「個人の日記」や、それをまとめた「日記本」が増えている。けれど私は、「ブームらしい」と聞くたびに、立ち止まりたくなります。ブームとは、なんであるか。〈日記ブーム〉と〈日記本ブーム〉は同じものなのか。みんな、日記の何に惹かれていて、何を悩ましく思っているのか……。『日記をつけて何になる?』は、こうした「問い」に一つずつ向き合っていくという構成になっています。

第一章は、私が日記専門店「日記屋 月日」で働く中で見聞きしてきたことや、自分自身が日記をつけ・公開し・本にしてきた経験を踏まえ、「ブームらしい」という現在の状況を整理した章です。その前章にあたる「はじめに」も、すでに全文公開しています。この二つは、本書全体の入り口になる章です。

後日、第七章「『日記ブーム』を再考する」も公開します。第一章が問いを開く章だとすれば、第七章はそれに私なりの答えを返す章です。昨今の「日記ブーム」とされる現象に関心のある方や疑問を抱いている方には特にあわせて読んでいただけたら嬉しく思います。

このnoteでの公開を通じて、
・誰かが日記について考えたいと思った時に、さっと閲覧できる状態にする
・昨今の日記文化について語る時に、よりよい観点を呼べるような足場になる
・日記について語る人がどんどん増える
といった、次のアクションにつながることを期待しています。

読んだ方からの「いいね」やご感想、日記をめぐるリアクションなどがあると、とても励みになります。とはいっても、ここに公開している文章は本書のほんの一部に過ぎません。
続きや他の章が気になりましたら、ぜひとも紙の本や電子書籍をお手に取っていただけますと幸いです。

それでは、また!
(第七章は5/15に公開予定です)

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